「地域ブランド戦略を学ぶ」40日目

地域ブランド戦略を勉強しました。

地域ブランドは、地域の特徴を活かした商品、サービスの開発や高付加価値化と、地域そのもののイメージ(景観、自然、歴史、風土、文化、素材など)を結びつけながら、地域全体で取り組むことにより、他地域との差別化された価値を生み出し、その価値が広く認知され求められるようになることです。

地域ブランド|北海道知的財産戦略本部

 

地域ブランドとは?

平成の大合併を機に広まりました。規制緩和によって地域団体商標制度が設けられたことも追い風となったようです。「地域名+特徴」を商品名にしたものが地域ブランドで国内や海外に販売されるようになりました。岡山・広島では、千屋牛、備前焼き、広島レモン、府中家具などが代表例でしょうか。たくさんあります。

 

地域ブランドの目的は?

他の地域にない独自性、こだわり、地域自体に感じる魅力、歴史・文化 などを活かすことができます。その地域ならではの資源で生み出される商品・サービスですから、マネされにくいブランドを作ることができます。

地域ブランド化に取り組むことにより、農産物や加工品などの地域の商品が売れ、産業振興や雇用 創出にもつながります。また、その地域の知名度やイメージの向上が期待され、地域の活性化につながります。

 

地域ブランドから地域デザインへ

マーケティングの発想で地域ブランドを考えたとき、3つのデザインがあります。まずは、ゾーンデザインです。地域ブランドで使われる地名を市場に合わせて柔軟にとらえる発想です。県や市ではなく土着的な文化によって地域をデザインします。次に、コンテクストデザインです。商品やサービスの特徴を訴えるのではなく、生まれた背景や歴史など文脈を語る方法です。最後に、アクターズネットワークデザインです。商品やサービスが人同士、組織同士、人々ともの、 人と情報など地域のネットワークから生まれるという考え方です。

 

以上、地域ブランドの特徴をまとめました。

ブランド戦略がベースにあります。過去のブログを読み返してトータルで理解度を上げたいと思います。

hiro4ge.hatenablog.com

 

 

地域ブランド

地域ブランド

  • 作者:田中 道雄
  • 中央経済グループパブリッシング
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