「ブランド戦略をざっくりまとめてみました」34日目

ブランド戦略について勉強しています。次のことをまとめていきます。

  • ブランドとは?
  • ブランドの分類
  • ブランド戦略

 

ブランドとは?

自社の商品やサービスを他社のものと識別するための名称や記号及びその総体

アメリマーケティング協会より)

ブランドの存在意義は「ウチは他とは違う」ことをはっきり示すことです。そのために、言葉や概念が使われます。言葉によるものはブランドネーム、概念によるものはブランドマークです。それを聞いただけで、マークを見ただけで、会社のイメージや商品が頭に浮かぶときブランドがあることになります。

ブランドは法的に保護されます。独占使用権が認められたものが登録商標(トレードマーク)です。名前や概念の他に、立体商標や音商標があります。

 

ブランドの分類

製造業者が設定したものをナショナルブランド(NB)といいます。食料品や家電、自動車など多くの人が思うブランドはこれでしょう。

流通業者が設定したものがプライベートブランド(PB)です。コンビニやスーパーの名前で売ってる商品をよく見かけますね。ユニクロなど衣料品もあります。

ノーブランド(ジェネリックブランド)は意図的にブランドを付けないものです。広告費や包装費を外すことができ収益性が上がります。かつての無印良品ですね。

 

ブランド戦略

ブランドの作り方は多様です。大きくわけると2つの方向でまとめられます。

1つは、マルチブランド戦略です。キリンビールの「ラガー」と「一番搾り」、ファーストリテイリングの「ユニクロ」と「GU」などです。企業ブランドの下に異なるブランドを採用することで、製品ブランドや店舗ブランドを個別に訴えることができます。

もう1つは、ブランド拡張戦略です。ある製品で確立したブランドを、企業そのものや他の製品に使用することです。ファブリーズやカルピス、パナソニックなどです。築き上げてきたブランド力が利用できる反面、失敗するとブランド全体のイメージが悪化してしまいます。

最後に、ブランド価値の作り方をまとめます。顧客満足度を高めることでブランド・ロイヤリティ(ブランドへの信頼)を築いていきます。ブランド・イメージを確立し、プロモーションによって知名度を上げます。しっかり差別化された商標など消費者が知覚できる差異が必要です。

 

以上、大学院の授業の復習も兼ねてまとめてみました。ブランド・マーケティングは新しい分野ということです。もっと深く勉強したいと思いました。