「社労士試験・択一式の解き方と勉強法」63日目

社労士試験についてTwitterのスペースでお話しする機会をいただきました。

#社労士受験のモチベ向上委員会 として、毎週木曜日に鈴木さんが期間限定で主催しているものです。

Twitterからアーカイブぜひお聞きくださいませ。入れ替わりで出演したTKさんのお話も良かったです。

 

今日はスペースで話した内容について書いていきます。興味を持っていただいた方、より詳しく知りたい方の参考になれば嬉しいです。択一式で合格ラインまでもう少しの人向けの内容です。

  1. 択一式の課題分析
  2. 解く順番・時間配分
  3. 勉強方法
  4. おすすめの市販教材

時間の関係で話せなかったことも含めて4つの話をします。

 

1.択一式の課題分析

択一式試験のルールの中で「210分で70問」と「70問のうち合格ライン以上の得点」の2つに注目します。

例えば、合格を目指しているAさんとBさんは別の課題を抱えています。Aさんは時間内にすべての問題を解くことができませんが、正解率は高いようです。Bさんは時間が足りていますが、合格ラインに届きません。

合格ラインを目指すならば、「解答量」と「正確性」で分析すると、択一式は課題が見えてきます。

 

2.解く順番、時間配分

続いて、課題によって作戦を立てていきます。

Aさんのような場合、解く順番や時間配分の見直しは効果が高いと思います。具体的には、「得意科目から解きはじめる」「わからない問題は飛ばす」「決めた時間が来たら次の科目に進む」など、どんな形でも一周することを目指します。

僕は解く順番と時間配分にこだわりました。「国年→厚年→健保→労基→労災→雇用→一般」この順番でした。最初の社保3科目を90分、残り4科目を100分〜110分、残り時間を見直しに使います。3回受けたLECの模試は、このやり方を定着させることを目指しました。

 

3.勉強方法

そして、Bさんのような場合はどうでしょう。勉強方法を見直すと正答率が上がるかもしれません。過去問を使った勉強方法を紹介します。

僕はLEC講座に付いてくる一問一答形式の過去問を使っていました。解いたら問題文の横に「5・4・3・2・1」でマークしていきます。簡単に言えば自信がある順に「5」→「1」です。

完全に理解した「5」、たぶん本試験でも間違えない「4」、ぼんやり合っていた「3」、ぼんやり間違った「2」、一生正解できない「1」としてました。過去問を繰り返す中で「3」と「2」を、「4」や「5」に引き上げることにしていました。できない問題を集中して復習することができ、メリハリを付けて過去問を回せました。

余談ですが、模試や本試験でも「5」→「1」で肢別にマークしてました。見直しのときに便利でした。


4.おすすめの市販教材

最後に、LECの市販模試をおすすめします。これは模試の他に、出題予想や重要判例などが載っています。本試験に向かっての過ごし方も書かれていて、ときどき読み返していました。2回分の模試と動画解説付きです。

 

改めて、素敵な企画に参加できて良かったです。

受験される皆さん頑張ってください!応援してます。