「事務指定講習の「〇〇番号」まとめ」5日目

事務指定講習の通信課題を提出しました。社労士になるための要件となっているものです。あとは添削されたものが返ってくるのをドキドキして待ちたいと思います。

労務管理の実務経験ゼロなので、ひとつひとつの書類が新鮮でした。届出先や期限、賃金の計算など社労士試験の勉強内容を振り返って懐かしくなりました。特に年金の請求書はテキストに照らし合わせて読んでいくと良い復習になりました。障害と遺族も自分で練習問題を考えてやってみたいです。

 

通信課題は実際の各種手続き書類に、手書きでさまざまな情報を記入していきます。そんな中で、意味も考えず埋めた「〇〇番号(記号)」が多数ありました。あれは一体何だったのか。調べてまとめてみます。

 

労働保険番号

労働保険保険関係成立届を提出すると付与される。継続事業、有期事業ともに事業ごと違う番号となる。一人親方は加入団体の番号。14桁の番号は「府県番号」「基幹番号」「枝番号」などそれぞれルールがある。例えば、最初の2桁の数字「府県番号」は都道府県を表記している。

 

雇用保険事業所番号

雇用保険適用事業所設置届を提出すると付与される。4桁-6桁-1桁形式の合計11桁の番号。

最初の4桁はハローワークの場所を表す。0101(札幌)~4705(八重山)まである。中央の6桁は管理番号、最後の1桁が検査番号。

 

雇用保険被保険者番号

雇用保険に加入している個人に割り振られる。こちらも4桁-6桁-1桁形式の合計11桁の番号。雇用保険に初めて加入するときに発番され、転職しても番号は変わらない。雇用保険被保険者証、離職票などに記載されている。

 

社会保険事業者番号(番号)

事業所ごとに付与される5桁の数字。適用通知書や保険料納入告知書などに記載されている。

 

社会保険事業所整理記号

事業所ごとに付与される。「数字2ケタ+カタカナまたは英数4ケタ以内」や「漢字+ひらがな」などさまざまな形式がある。保険料納付告知書などに記載される。

 

健康保険の記号

事業所ごとに割り振られている。数字の桁数は加入している健康保険によって異なる。協会けんぽの場合7~8桁となり、事業所整理記号を変換して表現される(03ヒロム→03440223)*1。健康保険被保険者証の「記号」の欄に記載される。

 

健康保険整理番号

社会保険に加入する際、会社内で1番から順に従業員に割り当てる番号。社内で何番まで採番しているかの確認は、最後に発行された従業員の健康保険証から確認できる。従業員に被扶養者がいる場合は同じ番号を割り当てる。健康保険被保険者証の「番号」の欄に記載される。

 

あと、法人番号、個人番号(マイナンバー)なども出てきましたね。マイナ保険証が義務化されたら健康保険まわりの番号シンプルになるのかよりヤバくなるのか、なんて思いました。

何がどれで、どこに書いてあるくらいスパッと答えられるようになりたいものです。