管理会計の新刊を読みました。
財務会計との違いやマネジメントのための会計の必要性がよくわかりました。
管理会計には固定費・変動費の短期的意思決定、投資対効果の長期的意思決定があります。
共通して、あるべき姿と比べる考え方が大切です。
例えば、飲食店の店外に吠える犬がいて顧客を逃しているとします。この場合、入店して注文する姿と固定費・変動費がどう違うかを考えます。機会費用を見出すことができます。
また、見える数字に意識が引っ張られることがよくわかりました。
原価率や営業利益などで意思決定するのではなく、総額にしたり要素を分解したりすることがふさわしい場合も多いです。
全員で正しい意思決定ができるように、見せ方を考える必要があります。
そこが管理会計の楽しさだと思いました。